睡眠時無呼吸症候群とは|邑楽郡板倉町で歯科、歯医者をお探しの方は石山歯科医院まで

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〒374-0133 群馬県邑楽郡板倉町岩田2367-8

当院では患者さん
寄り添いながら健康維持
サポート努めます。

睡眠中のいびきや、寝ても疲れが取れない・眠気が続くといったお悩みをお持ちの方は、
睡眠時無呼吸症候群かもしれません。石山歯科医院では地域の皆さんに寄り添いながら
健康維持のサポートをしており、睡眠時無呼吸症候群の治療にも取り組んでいます。
お困りの際にはぜひ一度ご相談ください

睡眠時無呼吸症候群とは

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睡眠中に呼吸が何度も浅くなったり止まってしまう病気です。
症状としては、いびきや睡眠時の頻尿、昼間の眠気、起きた時の頭痛などがあります。特にいびきは激しく、ご家族から指摘されて睡眠時無呼吸症候群が見つかることもあります。
睡眠時無呼吸症候群になると、高血圧や脳卒中、心筋梗塞などのリスクが健康な人の約3~4倍に高まります。
重症になると、さらに心血管系疾患を発症しやすくなり、命の危険にもさらされます。
放置しても治らず、継続的に治療することが大切です。いびきや強い眠気など、お心当たりのある方はお早めにご来院ください。
当院では日本睡眠学会歯科専門医が在籍しているため、あらゆるお悩み・ご相談にお答えいたします。

睡眠時無呼吸症候群には下記のタイプがございます

閉塞性睡眠時無呼吸症候群

  • 仰向けに寝ると舌の根もとや喉の軟口蓋が下がって気道をふさいでしまい、 睡眠中に10秒以上の無呼吸を繰り返してしまう病気です。いびきをかくことが多く、昼間には眠気や倦怠感が続きます。

中枢性睡眠時無呼吸症候群

  • 呼吸をコントロールしている脳の呼吸中枢に異常が起き、呼吸が止まってしまう病気です。 原則的にいびきはかかず、心不全のある人ほどこの病気を起こしやすいと言われています。

主な原因

  • 肥満

    首回りについた脂肪によって、気道が塞がれてしまうケースです。舌が大きかったり脂肪がついても、気道が狭まる原因になります。

  • 下顎の骨が小さい

    日本人は顎が小さいため気道がふさがれやすく、痩せていても発症することがあります。顎が後退していても発症することがあります。

  • 鼻閉(鼻づまり)

    鼻閉が続くと口呼吸をよくするようになります。そのため、粘膜が厚くなって気道が狭くなり、発症へと繫がります。

  • 加齢

    年を重ねるにつれ、筋力の低下やホルモンバランスの変動が起こります。その影響で発症することがあります。

  • 飲酒

    アルコールを摂取すると、筋肉が弛緩しやすくなります。その結果、ゆるんだ筋肉によって気道が狭くなり発症しやすくなります。

  • 抗不安剤や睡眠薬の服用

    抗不安剤・睡眠薬は筋肉を弛緩させる効果もあります。服用で気道が狭くなり、睡眠時無呼吸症候群になる可能性もあります。

合併症のリスク

睡眠時無呼吸症候群になると、いびきをかいたり眠くなるだけではありません。
睡眠時無呼吸症候群の患者さんは高血圧や心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を合併していることがほとんどです。 睡眠時無呼吸症候群は命に関わる病気である「死の五重奏」の1つともいわれているのです。

高血圧や心臓病、脳卒中、糖尿病以外にも、下記のようなリスクもございます。

  • ・夜間突然死
    ・認知障害
    ・ED
    ・抑うつ

その他、居眠りによる交通事故や集中力の低下など・・・

検査方法

睡眠時無呼吸症候群の検査は、耳鼻科や呼吸内科などで受けることができます。 代表的な検査内容や装置については次の通りです。
※検査・診断は歯科の範囲外の医療行為となり、歯科医院では行っておりません。

  • 終夜睡眠ポリグラフ検査(終夜PSG検査)

    患者さんの一晩の睡眠状態(眠りの深さ、脳波、姿勢など)や呼吸状態を同時に測定します。
    検査の精度は高い一方で、入院が必要となるため検査費用も時間も必要となります。

  • アプノモニター(簡易睡眠時呼吸検知装置)

    ご自宅で一晩の睡眠中の呼吸状態を測定する検査です。お貸出しした専用機器を使って、ご自宅でセンサーを装着していただき、
    いつも通りに眠っていただきます。入院をせずに普段の呼吸停止の回数や長さを確認することができます。

  • ウォッチパット

    指先と喉元に2つのセンサーを取りつけ、血液中の酸素や脈拍数、いびきや体位などを計測します。
    ご自宅でいつも通りの睡眠状態を調べることができます。

マウスピースによる治療

歯科医院では、マウスピースを使った睡眠時無呼吸症候群の治療を受けることができます。
耳鼻科などでは、装置から鼻に装着したマスクを通じて空気を送る経鼻的持続陽圧呼吸療法(nasal-CPAP)が一般的に行われています。 CPAPは鼻マスクの正しい装着がわかりにくいというデメリットもあります。
マウスピースによる治療であれば、手のひらサイズのマウスピースを装着するだけですので、出張や旅行の際にも持ち運びやすく手軽に治療を継続することができます。
  • STEP1

    問診・お口の型取り

    最初に問診を行い、口腔内診査やレントゲン撮影を行います。また、マウスピースについて説明後、マウスピース製作のためのお口の型取りをいたします。

  • STEP2

    マウスピースのお渡し

    次回ご来院の際にマウスピースをお渡しします。マウスピースの上下の位置を決め、
    お渡しが完了します。

  • STEP3

    マウスピースの調整

    マウスピースを1週間使っていただき、違和感や使いにくさがある場合は調整を行います。
    治療の経過を確認するため、約2~3ケ月おきに耳鼻咽喉科などで検査を受けていただきます。

良質な睡眠のために

歯科と睡眠は異なるジャンルのようにみえますが、実際には相互に関わっています。
お口の健康と毎日の睡眠は、全身の健康づくりには欠かせません。
また、睡眠時無呼吸症候群には、歯並び、顎骨の変形やズレなども関わっています。
親知らずの生え方が発症に影響することもあります。
当院では歯科の観点から、睡眠時無呼吸症候群の改善を目ざし患者さんが良質な睡眠を取れるようにサポートいたします。

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